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最終更新日 2025/01/04
麻雀におけるコンピューターゲームは1975年頃から普及していましたが、現在のような本格的な麻雀ゲームが登場したのは1981年の「ジャンピューター」からと言えましょう。
麻雀とPCとは特に相性がよく、ワンボードマイコンの頃からPC上に多くの麻雀ゲームが載せられていました。
春・夏・秋・冬の季節牌4枚と梅・蘭・菊・竹の花牌4枚を含む144枚の麻雀牌を積み上げた山から、同じ種類の牌を2個ずつ取っていき、最終的に 画面上のすべての牌を取ればクリアとなる思考型パズルゲームで、元祖麻雀牌パズルとして長年親しまれています。
本物そっくりの麻雀牌を立体的に積み上げるところが特徴で、積み上げるパターンはいくつか存在します。上に牌が乗っているか、両側を別の牌に挟まれている牌は取り去ることはできません。クリアの時間により点数が減っていったり、クリアするごとにレベルが上がっていったりするものもあります。
1986年マッキントッシュ上でリリースされ、翌年往年の名機PC9801やPC8801に載せられて普及しました。現在はサン電子が代理店となっています。
PC上の古典的なパソコンゲームです。同じ絵柄の牌と牌を直角に2回以内曲げた直線で結べると取り去ることができます。牌をすべて取り去れたらクリアです。途中でどうしても取れる牌がない場合には失敗です。
アーケードゲームで最初の本格的コンピューター麻雀ゲームは、1981年3月のアルファ電子の「ジャンピューター」でした。このゲームはゲームセンターや喫茶店に数多く設置され、一世を風靡しました。
麻雀を題材としたアーケードゲームには「テレジャン」や「PT麻雀」が出ていましたが、どちらも麻雀本来の機能を実現した内容ではなかったため、ジャンピューターが初の麻雀ゲームと言えます。
その後、対戦相手のコンピューターに女性の画像を使い、プレイヤーが勝つと女性の衣服を脱がせていくという、脱衣麻雀が大いに流行しました。
脱衣麻雀はほとんどが二人打ち形式で、対戦相手はアニメキャラや実写などの女性でした。最初の業務用脱衣麻雀は、1983年に日本物産が発売した「雀豪ナイト」です。
1980年代はこの脱衣麻雀がゲームセンターで人気になりましたが、1990年代になって急速に衰えました。
四人麻雀ゲームで有名なもので、TK-80BS、PC-8001、MZ-80B、ベーシックマスターレベル3、FM-8等に移植されました。
しかし、当時のPCはメモリの制限がきつく、役判定ルーチンだけでかなりメモリを使い、思考ルーチンを作るメモリの余裕がなかったため、コンピューターの手はすでに聴牌していて、リーチのタイミングは乱数で決めるというように簡略化していました。
自摸でリーチをかけると、その自摸で即上がれるというバグもありました。
パソコンソフトでは初の脱衣麻雀ゲームで、当時主流のビジネス機 PC-8801上で動作しました。元々同人ソフトとして発表されたものですが、1986年にテクノポリスソフトから市販されました。
後にPC-9801、X1にも移植されました。基本的には、コンピューターと対戦しながら勝ち進めていく麻雀ゲームです。
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